こちらはNiña Pastori の2011年の新作アルバム『La orilla de mi pelo』です。フラメンコに対するポップの優位性を意識してつくられた作品といえます。歌の最初の数秒間を聴くだけで、このアーティストのスタイルが以前と変化していることがわかります。今回、フラメンコ化された歌とそのリズムは、以前のフラメンコギターに加えて、アコースティクギターとエレクトリックギターを使用して制作しています。San Fernand 出身のこのアーティストを最もよく表していています。Niña Pastori は1996年のデビュー曲'Tú me camelas'以来、ニュー・フラメンコの“イボリューション”を果たしてきたといえます。