その夜の大きな目玉となったのはLa Trucoによってゲスト出演となったヘレス出身のアーティストSara Saladoでした。彼女は自身のブレリアスのソロで会場を沸かせました。その声は力強くクリアで素晴らしい抑揚を持っていました。そのパフォーマンスは鑑賞していた人にカンテの若いアーティストとして将来を期待させるのに十分な印象を与えました。
昨年のヘレスフェスティバルにも参加しましたが、第14回のフェスティバルではとりわけヘレス出身のMaría José Francoが作品“Al compas del viento”のパフォーマンスにより自身の新しい境地を切り開くきっかけを与えたものになったように思います(会場はVillamarta劇場)。
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