しかしながら、アレグリアスやブレリアスなどアップビートのフラメンコパロはこのアーティストの得意なパロであることから(またカンティニャスやペテネラスでは見事なひねり出しをしました)、Moraのパフォーマンスはそれをより明白なものとして表現し、ショーそのものが台無しになってしまうことはありませんでした。しかし彼はより強く、強引な声へと改良を加える必要があるように思われます。また本来ステージ上で見うけられるべき落ち着きを彼はまだ十分には獲得していないようです。しかし時間と経験がアーティストを成長させ、円熟味を徐々に増していくことでしょう。
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