まず、ミュージックを通してフラメンコの歴史的な過程をなぞっていくかのように、作品の主要部分を形成するべくクレアティビティを存分に発揮してフラメンコのパロスを使用してきます:まずフラメンコの起源(nana flamenca)で始まり、その創世記(influencias: アンダルシアン音楽, パキスタン, ミックス、そして内容の充実化)、"人"で言うところの思春期(最も根幹部分にあり必要不可欠なパロス)、青年期から壮年期(el cante serio)、晩年から死へ(奥深い部分, ピュアなセンス)、そして死から新たな再生へと若きアーティストが新たな作品をパフォーマンスしていきます。このパートではマエストロス: Paco de Lucía, Manolo Sanlúcar や José Merced らが若きタレントら: Estrella Morente, Sara Baras, Miguel Poveda, Israel Galván, Eva Yerbabuena, Farruquito や Niña Pastori らとコラボレートしていきます。
第2の要素では、上述の第1要素をサポートするような構成が組まれます。Carlos Saura は言っています「出演者を選ぶことは最も難しいことの一つです。なぜなら、今日のアンダルシアンフラメンコの"繁栄"ともいえるかなり高いレベルで発揮できるタレントが多いからです。実際、最終的なキャスト作成は困難を極めました。」「マエストロ Paco de Lucía は"未発表のソレア"を弾くことになるでしょう。」このディレクターは打ち明けました。 このアルヘシラス出身のギタリスト Paco de Lucía と Manolo Sanlúcar は中でも‘15年前のフラメンコ’にも参加した数少ないアーティストです。撮影は昨年末より6週間かけてセビリヤで行われました。Saura はまたフォトグラフィ部門でオスカーを受賞したこのあるフォトディレクター Vittorio Storaro など傑出した才能の精鋭らとチームと組みました。このディレクターは昨年のセビリヤのフェスティバルで市民賞を受け、音楽アシスタントIsidro Muñoz は Manolo Sanlúcar の兄弟です。‘Flamenco, Flamenco’ は Canal Sur が参加したプロダクション&デザイン (GPD) のジェネラル制作です。そこでは ‘Sevillanas’, ‘Flamenco’, ‘Tango’ や ‘Iberia’ などすでにタイトルにも表されているミュージカル映画の個人のオリジナルフォームを形成しました。 アラゴン出身のディレクターは「Flamenco, Flamenco’ は第1作品 (‘Flamenco’) にアーティスティッククウォリティの点で通じるものがあり、 技術分野ではそれを超えます」と主張しています。しかも Carlos Saura はセビリヤの第6回欧州映画祭のクリエイターでもありました。
インフォメーション(インタビューアポイントメント): Inmaculada Ruiz/Rita Anguiano: 955 47 31 96 Descarga de material en:www.flamencodecarlossaura.com www.altafilms.es (prensa) |
Carlos Saura の ‘FLAMENCO, FLAMENCO’ がセビリヤ欧州映画際で公開されます
アラゴン出身の映画ディレクターの最新作 ‘Flamenco, Flamenco’ が11月11日にセビリヤの欧州映画祭の特別上演にて初公開されます。 Saura はセビリヤでの映画上映を通して、"カンテ、バイレそしてこの美しい芸術の音楽発展を示す"ことを目指しました。セビリヤのフェスティバルは11月の5日から13日まで開催されます。‘Flamenco, Flamenco’ は Carlos Saura によって発展してきたミュージカル分野の最高傑作とも呼ぶことができ、また観るわたしたちを最高に楽しませてくれることでしょう。 映画は何かフィクションの話などからなるものではありません。なぜなら Saura によれば “音楽やバイレの美しさ以外のものをカメラの前で示すことはこの芸術に対する"背信行為"になると考えるからです。 そのため作品は2つの叙述からなり、それらが数多くのミュージカルを支え、観ている側にサブリミナル的な効果を与えます。 |