今年もまたモードの季節がやってきました。オートクチュール、プレタポルテ、インターナショナル・キャットウォークなど: パリ, ロンドン, ニューヨーク... しかし全てのモードがこれらの都市に集中するわけではありません。Sevilla もまた1週間に渡ってこれ以上にない、強くて、オリジナリティ溢れる"モード"の雰囲気を帯びていきます。まさにフラメンコファンのわたしたちにとって1年に1度のこの祭典を見逃す手はありません。複雑に入り組んだボランテのスカート、全てハンドメード、ポピュラーなルナール(水玉模様)、活き活きとした配色、イノベーション...。フラメンコモード界は本当に興味深いの一言に尽きます、たとえそれが昨今の不景気の影響が免れないようなフェリアレベルになってしまったとしても、人々は最大限できる努力をして決してやる気を失いません。
SIMOF は今回で17回目をむかえます。
90 の意匠;29人のプロフェッショナルと30人のデザイナーでキャットウォークを彩り/新人デザイナーのコンペが行われます。SIMOF では1300以上のフラメンコドレスがキャットウォークに登場します。アンダルシアモードフラメンコ協会(Mof&ART)はこれら活動やイベントを支援し、流通を拡大し、盛り上げていきます。
SIMOFではそのイベントコンセプトから"折衷的なショーウィンドー"を展開し、常に時代の美のトレンドスタンダードを確立することを掲げています。小ぶりで、ギャザーの付いて、"粋な"、プリント地などがまた"フラメンコモード"として戻ってきます。
Fdo. Antonia Rodríguez Arcas