このフラメンコの新しい施設が完成するまでまだ多少の作業が残っています。しかし4年間の閉鎖、準備を経た後にはフラメンコの神髄を享受できる新たな時代をむかえる中心の場所として多くの期待が寄せられています。
La Posada del Potro La Plaza del Potro は近年、外観のデザインが変えられて、後脚で勇ましく立ち上がる若馬の像が目立つ場所に置かれ、かつての宿と同じ名前で位置しています。 歴史的にみてまた別の時代には、このプラザは良くも悪くも重要な場所でした。残酷王と呼ばれた Pedro 1世 は宿の主人から自身の衛兵を用いて略奪しました。 |
La Posada del Potro :フラメンコのしみ込んだ街
コルドバにある “corral de vecinos” はその起源が15世紀にまでさかのぼり、セルバンテスが宿泊したこともあるという宿で、建てられて以来、1972年まで使用されてきました。その中庭は伝統的な建築で、そこからサロンや各部屋などに分けられて2つの階から構成されています。建物はその実際の年期を感じさせるほどに人里離れた辺鄙な地に存在し、まるでその時代そのままに隠れているかのようです。 地上階はフラメンコの実際のパフォーマンス用に5つのサロンがあり、正確にはその内の一つは著名なカンタオール Puente Genil Antonio Fernández ‘Fosforito’ スタイルにつくられています。そこではこれらのアーティストのファンは彼らの私物、アルバムジャケット、レコーディングなどを見ることができます。 |