同協会のPilar Vera会長はLinaを記念のプレートと心からの賛辞で迎え、拍手の中でÁngeles Espinarは彼女に花束を贈呈しました。そしてLinaより謝辞が述べられました。
Linaはフラメンコファッションの歴史において欠かすことのできない名前です。彼女の手がけたドレスは20世紀で最も活躍したシンガーらによって着用されてきました。彼女はまたグレースモナコ大公妃やアルバ公、ソフィア王妃などなど、わたしたちの時代の大きな影響力を持った人物たちの衣装も手がけました。クローゼットの中の彼女の作品は時間の流れをものともしない“織物の宝石”です。それゆえにLinaはスペインファッション業界の歴史において傑出した地位にあるのです。彼女はIsabel Pantojaの出演する映画『“Yo soy Esa,”』での衣装デザインが評価されゴヤ・スペイン映画賞で最優秀衣装デザイン賞を受賞しました。
そして今日では、“フラメンコファッションマスター”として彼女は認識されています。わたしたちもまた彼女にお祝いの言葉を贈りたいです。
R.A
Photo: FIBES