2年に1度のフラメンコの祭典“フラメンコフェスティバル”が今年もまた催されます。“フラメンコの都”セビリヤにて9月3日に開催されます(~30日)。
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フラメンコ界の“el Ferran Adrià”こと Israel Galván は ピアノの Sylvie Courvoisier, カンテの Inés Bacán と 'Bobote' とコラボし新作 “La Curva” を発表します。 - 偉大なアーティスト、クリエーターのことを未だ知らない多くの人たちに知ってもらうことです。バジャドリードのバイラオル Vicente Escudero は1920年代のキュービズム(立体派)の時代のパリで、多くの画家と時代を共有しました。Vicente Escudero は規格外のパーソナリティを持っていました。
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フラメンコは単なるアートではなくそれ以上の何かです。それは代々伝わる文化のエッセンスとなるものの表現です。そして Farruquito はまさにその“光”,“音”,“ルーツ”,“ピュアさ”ということができるでしょう。その洗練されてパーフェクトで強いスタイルで、スペクタクルはフュージョンされて表現されます。 スペクタクル “Baile Flamenco” は Farruquito がフラメンコの歴史全体を振返る構成のショーで、その起源に遡り、また同時に自然の要素に溶解するかのような力強さがあります。 |
"Ole, viva Cai" は、“ギターサウンドがこれまでにないほどに抑えられた初めてのjaleo(ハレオ)”と言えます。アーティストの声とラスゲオは文字通り、天からの恩寵そのもので: "Ay con el caray, caray, caray, estas son las cosas que pasan en Cai (アイ、カライ、カライ、カライ、これらはカディスで起こる)" ユニバーサル・ミュージックはわたしたちを“サウンドのグルメ”へといざないます。Miguel Poveda の最新作である“ArteSano” はタイトルの名の下、そのスタイルはよりフラメンコ調へと姿を変え、このたったの48秒間でフラメンコファンを完全に虜にします。
現在のカディスとともにフラメンコへ立ち返る、それは演奏されるブレリアスだけではなく、Poveda と供にこのアルバムに参加したアーティストたちそのものでもあります。作品は来る3月27日にリリースされます。巨匠 パコ・デ・ルシア、マノロ・サンルーカル、ディエゴ・デ・モラオ、マヌエル・パリージャ、ホセ・ケベド・ボリータ、イシドロ・ムニョス、ヘスス・ゲレロ(全員がカディス県の出身です) 。 そしてカンタオール ランカピーノは、“Qué disparate” に参加します。カタルーニャ出身のアーティストPovedaは来たる7月21日にヘレス・デ・ラ・フロンテラの闘牛場にてコンサートを行います。ArteSanoツアーは3月24日マラガにて3月29日にバルセロナで、5月8日にマドリードで、6月2日にはバルデペニャスで行われる予定です。
モダンフラメンコのコレクションの祭典、SIMOF 2012が今年も開催され、今年で18回目をむかえます。毎年の SIMOF の動向がフラメンコ最新モードを示していることは言うまでもありません。 SIMOF 2012 はドレスはもちろんコサージュ、生地、マントン、シューズ、コジャールなどが紹介されます; そこでは世界的に有名なデザイナーのみならず次代を担う若手デザイナーも多数出品します。 昨年セビリヤは SIMOF のシーズンだけで実に35.200人もの来場者を記録しました。今年で18年目を迎える SIMOF は毎年着実に発展をし続け、フラメンコのプロフェショナルからファンまでが注目し集結する欠かせない一大イベントとなりました。 |