フラメンコアーティスト Estrella Morente は来る2月7日Teatro Circo Price で開幕される BANKIA フラメンコフェスティバルを引き受けることになります。フェスティバルはヘレス出身で昨年8月に逝去したギタリスト Manuel Moreno, Moraíto Chico に敬意を表したものになります。 |
委員会情報によると、彼らの最初の主要なプロジェクトはドキュメンタリー制作でフラメンコの歴史を1920年代から現代まで綴っていきます。その過程では、“革命期”というべき Camarón de la Isla の登場がありました。そのディスコグラフィを辿り、1960年代のタブラオが振りかえられます。 |
Diana Navarro は来たる11月2日に新作‘Flamenco’をリリースすることを発表しました。今年の7月にマドリードでレコーディングが行われCD+DVDの構成になっています。 Colombianas(コロンビアナス) Guajira(グアヒラス) Cantiña(カンティニャ) Fandango(ファンダンゴ) Bulerías(ブレリアス) La Caña(ラ・カニャ) Cantes Abandonaos(カンテス・アバンドナオス) もう既にいくつかのインタビューでコメントしたように、この新作のツアーはオーソドックスにクラシック調のカンテで、経験からくる円熟の声で行われます。 |
来たる10月11日、アーティスト Arcangel の4作目のアルバムがリリースされます。「作品はあらゆる方面にオープンに開かれ、バラエティに富んだもので、詞のクゥオリティも非常に高いものに仕上がっています。結果として何か新しいコンセプト:“ピュア”さや“革新”といったものを作品を通じて表現できると思っています。フレッシュな雰囲気でフラメンコにおけるメロディを探求していきます」。 Arcangel は自身の最新作“Quijote de los sueños”をこのように解説します。アーティスト自身も現代フラメンコにおいて最高の制作者、革新者、演奏者の一人として評価されています。そのスタイルは伝統に深いルーツを持ちながら、精神は完全に現代のものです。「作品の基本となる構造の変更修整は常にその“原点”から来るものでなくてはなりません」とアーティストは言い、「この40年間でフラメンコはあまりにも大きなチェンジを強いられました。あらゆるスペクタクルは他のジャンルのミュージカルショーと競合しなくてはなりませんでした。時にはわたしたちフラメンコ家にとって好ましくない要素でもあまんじて採り入れ、人々は徐々にスタイルを受け入れていきました。現在、“ブーム”を背景にフラメンコはルーツからの脱却、発展が望まれています。 アルバム“Quijote de los sueños”のオープニングテーマとなる“ Pa' qué tanto discutir”を聴くと、その歌詞はプレシシズムの大きなタンゴで Arcángel と Dorantes、José Luis Ortiz Nuevo の歌詞、Dorantes によるアレンジで大きく深い意味を持ちます。Daniel Méndez と Miguel Ángel Cortés らによるギターはこのアルバム全てに登場します。Arcangel は現代音楽とジャズ調のピアノがKeith Jarrett のエコーとミックスする絶妙なリズミカルバランスで、この“移行期”に非常に大きくエレガントな作品を創り上げました。しかし決してフラメンコのエッセンスを失うことはありません。 |
家族の不幸がアーティストのプロキャリアを突然ストップさせ、精神的な病を引き起こしました。このことは多くのフラメンコファンを不安に、心配させることになりました。もう15年も前のことです。
|