スペインの首都マドリードが約1ヶ月間に渡ってフラメンコで染められた後、Suma Flamencaはマドリード市周辺に位置している各自治体へと広がっていきます。
ピカソ美術館はEugenio Ariasのコレクション集です。Eugenio Ariasはピカソの親しい友人で理髪師でした。彼はフランスから亡命した後マドリード市近郊のBuitrago del Lozoyaに移り住みました。ピカソ美術館はそんな彼を記念して建てられたものでその25周年を記念して催しが行われます。本日マドリードのフラメンコフェスティバル Suma Flamenca の紹介がおこなわれました。フェスティバルには33にもなるスペクタクルが予定されています。あらゆるファンが6月4日から7月2日までクウォリティの高いホンドアートを享受できます。
フェスティバルは4年前よりファンにとって避けられないほどのイベントとなっています:偉大なアーティストから有望な若手アーティストまでがマドリード自治州内に複数ある会場で鑑賞できるのです。
今年上海で開かれる万国博覧会のスペイン展示場でそれに関連させるべくプログラムを構成します。イベントは2010年5月1日から10月31日まで開催されます。
Carlos Saura は“スペインの日”に映画 'Flamenco, flamenco' を封切らせます。一方で、音楽においては Fito & Fitipaldis が登場します。
万博でのスペインのジェネラルオフィスの María Tena はスペイン・エクスポ(SEEI)運営委員会の委員長 José Eugenio Salarich を伴って、上海に運んでいくスペインの文化品のプレゼンをプログラムを使っておこないました。各自治州が選り取りのオリジナルプログラムを用意し、それを1週間にわたってプレゼンしていきます。
半日の議論の後にはアンダルシア経営者連合(CEA)の会長 Santiago Herrero は Agencia Andaluza del Flamenco の予算カットの宣言を撤回しなくてはならなくなりました。アンダルシア文化委員会のコンサルタント Paulino Plata はこの組織へ割り当てられる予算が経済不況が原因で減ることはないこと、そして文化の力はこの衝突を避け、フラメンコは Juanito Valderrama の“講義室”の幕開けを持ってさらなる一歩を前に踏み出すことを明言しました。 フラメンコの偉大なアーティストは、そのポピュラーアートの表現、そしてスペイン人の、アンダルシア人の特異な気質のアイデンティティでもって世界中のアカデミックフラメンコシーンのその止まることのない道を、死後の現在でも歩み続けています。 |
この活動に向けて David Morales は多くのフラメンコのビッグネームを結集させてフェスティバルを実現させました。結果として25125ユーロもの募金を集めることができました。
この募金は Ana Rosa Quintana がおこなっている人道的な支援を目的とした復旧活動に使用されます。活動では孤児となった幼い子供たちのための住居をサント・ドミンゴにつくる計画やポルトープランスのキャンプ地の援助計画を進めています。