1月6日は3人の賢者がキリストの誕生をお祝いして贈りものをした日です。
この日をピュアなフラメンコスタイルでお祝いするためにthe sisters of Son de Sol...
による伝統手的なクリスマスキャロルをご紹介します!
12月11日、マドリードのタブラオLas Tablasにてわたしはバルセロナ出身の若きカンタオール(フラメンコシンガー)を聴く機会を得ました。本来フラメンコの本格派として好まれる厳粛な声質とはほど遠く、Moraは感傷的と言う以上にまだまだ若く繊細で幼さの残る声をしています。これらはおおよそ評価できるでしょうが、一方で聴衆の期待するものやムードによって評価は左右されるでしょう。
実はこれ以前、2008年にわたしはFlamenco Pa’ Tos galasでMoraを聴く機会がありました。この時の彼は今回のLas Tablasよりも少しだけわたしを感動させてくれました。多分それはタブラオのサウンドや照明などといった設備が、よりわたし好みだったからかもしれません。これらはとりわけフラメンコのようなアート、シンガーとギタリストの2人だけのショーといったような舞台であれば、聴衆それぞれの持つ経験が、ステージから受ける印象により大きく影響していくからです。
La Tablasにおいては全ての条件がMoraにうまく働かなかったように感じました:オーディエンスの座席の振り分け、ヴォーカルとギターのサウンド不足、Moraをレッドライトの中に埋もれさせるような照明設定などなど。これら全てのことがMoraを実力以下のプロとして演出してしまったのではないかと思います。
みなさん新年明けましておめでとうございます!
わたくしロラは今年もフラメンコの情熱を追い求めて新たな冒険に旅立ちます。今年初めてのリポートは、まずスペインより地球をぐるっと周って“第2の国際的フラメンコのホームタウン”ともいえる国 日本よりお送りします。
Dance Magazine, Nov. 2008の記事によりますと、日本には8万人ものフラメンコ学習者が約600のダンススクールでフラメンコを学んでいるとのことで、このことからも東洋の国 日本においてフラメンコは単なる流行以上のものを持っていることがうかがい知れます。同様に、日本の代表文化である歌舞伎を今度はスペイン人が学ぶようになれば素晴らしい異文化交流となるのでしょうね!将来どのような展開になっていくのか本当に楽しみです。
ようこそフラメンコエクスポートブログへ!
フラメンコエクスポートはインターネットショッピングによって世界中のフラメンコファンの方々に様々なフラメンコ商品を販売している専門商社です。こちらのブログでは世界中のフラメンコファンのみなさんと少しでも多くのフラメンコに関連する興味深いニュースなどを共有していきたいと考えています。
フラメンコエクスポートはスペインの首都マドリードにそのベースを置いていることから、こちらのブログによってマドリードの魅惑的なフラメンコのエッセンスはわたしやフラメンコエクスポートブログの読者であるみなさんで一緒に進展、開拓していきます。また時には、マドリードの外にもその範囲を広げて、フラメンコの大きなイベントに関してフォトやビデオなどで取り上げていきます。
ブログのキャッチフレーズは“ロラ’ズ ヒストリー(ロラとはフラメンコエクスポートの闘牛マスコットです)”ですがそのロラがこちらのブログをみなさんと一緒におもしろいものにしていきます。わたしはスペイン系アメリカ人で本名はJustine Bayod Espozといいます。スペインのアートや文化を専門にしたフォトジャーナリストをしています。その中でもフラメンコはわたしのパッションといえるほど大好きな、常に興味をひかれるもので、わたしがこのブログを開設するきっかけとなりました。わたしはこのブログを毎週月曜日から金曜日まで更新していきます。ブログでは4ヶ国語(英語、スペイン語、フランス語、日本語)でご覧いただけます。
わたし自身、こちらのブログを通してフラメンコストーリーや新しいフラメンコについてみなさんと共有していけることを楽しみにしています。みなさんの方からも何か興味深いフラメンコ情報などがあったらぜひJustine@flamencoexport.com までメールしてください。
それでは
Hasta luego!
FlamencoExport