商品説明
こちらの楽譜はJose Jimenez El Viejinのアルバム『Algo que decir』からで、そのアルバムは洗練され、またミステリアスなギターのCano Rotoスタイルの設立者によって出版された最初の作品です。
こちらの、音楽的にも技術的にも複合的なスタイルはジプシーと親戚関係にあるマドリードのCano Rotoにとってユニークなものです。そこではフラメンコのギタリストが最も集中していることを見ることができます。
「『Algo que decir』は大きな喜びを与えてくれるアルバムです El Viejoとの友情関係の理由から、しかしとりわけ、こちらの作品のもつオリジナリティ、創造性、テイストの豊かさから喜びを与えてくれます。El Viejoは本物の紳士です。またそれだけではなく、歌に対しても踊りに対しても素晴らしい演奏をしてくれます。そのことはとても基本的で大切なことです。そして彼はこのアルバムが示しているように、偉大な巨匠、偉大な作曲家です」とPACO DE LUCIAは言っています。
アルバムはスペイン出版協会よりDiscovery of the Year 1999を受賞しています
アルバムはPaco de Lucia, Montse Cortes, Carles Benavent, Antonio Canales, Ramon el Portugues, Bernardo Parrilla and Luki Losadaに代表されるような偉大なアーティスト達が参加しました。
作品はミュージックテキストの大きさや各作品で使われるパロやファルセットの説明の量にしたがって3つのボリュームに分けられました。
シンギングへのフォローとしてのギターが初めて完全に楽譜に著されました。
ギターが二つ以上使われるところでは複数のパーツを持っています。
コメントとアドバイスのチャプターでは、フラメンコの音階やコードの進展がそれぞれの音調で見られるため、各作品で使用されるチューニングが詳細に解説されます。加えて、パルマス(手拍子)やサパテアード(フットタッピング)のパターンが詳細に描写されます。これらの様相はフラメンコではそう頻繁には研究解説されません。しかしこれらはコンパスを正確に維持していくのに必要不可欠なことです。
批評分析チャプターではそれぞれのパロでのEl Viejínのテクニックと彼の演奏が解説されます。
楽譜は英語とスペイン語で、また通常の楽譜に加えてタブラチャーも付き両方の手のフィンガリングが解説されています。
著者であるEnrique Vargasはアーティストたちの許可を得てこれらの楽譜制作をしています。
ボリューム1
フォーマット:A4
ページ数:224ページ
作品『Algo que decir(タンゴス)』はCano Rotoスタイルの性質を持ち広く使わるモダンチューニングによって作曲されています。楽譜にはシンギングへのフォローパートとしてのセカンドギターも表記されてます。
作品『Sestipen Tali(ファンダンゴス・デ・ウエルバ)』はD# Hijazでレコーディングされ、ファンダンゴス用に通常では使用されない音調です。シンギングの全ての詞と、セカンドギターパートは全て楽譜に表記されてます。
『Raiz』
ボリューム2
フォーマット:A4
ページ数:208ページ
『Vieja senda(ソレア・ポル・メディオ)』は伝統的なセンスとCano Rotoのテクニックを結合した作品です。El Viejínはこの曲をマエストロSabicasを意識して作曲しました。
『Mi graciosa(ブレリア)』はモダンチューニングでレコーディングされています。
『A los ninos que sufren(サンブラ)』はマエストロPaco de Luciaが参加しています。二つのギターパートは完全に譜面表記されています。同時にソロ用、デュオ用トリオ用パフォーマンスへの順応がされています。
ボリューム3
フォーマット:A4
ページ数:184ページ
『Cano Roto(ソレア・ポル・ブレリアス)』はモダン音調D# Hijazでレコーディングされ、また魅惑的なフォローパートは完全に楽譜に表記されています。
『Cuatros(セビジャーナス)』はベーシストCarles Benaventとの巨匠デュオです。
『A mi hijo Jonataán(ミネーラ)』はこちらのアルバムに入っている作品ですが、実際のレコーディングは数年ほど前に行われたものです。その並外れた美しさ演奏クオリティーはEl Viejinが大きな名声を得るきっかけとなりました。
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