商品説明
ギターは様々なミュージックスタイルで使われる古いルーツを持った楽器です。多くのギターは6本の弦を持っていますが、中には4本、7本、8本、10本や12本の弦を持つギターなどが存在します。
モダンギターはローマのシターラから受け継がれ、紀元40年頃にローマ人によってスペインにもたらされたのに加え、8世紀にはムーア人によるイベリア半島征服により4本弦のギターが持ち込まれ変化、発展を遂げます。さらに他のところでは、6本弦のスカンジナビアン・リュートがバイキングの大陸侵略によって伝わりポピュラーになります。北欧神話の主人公グンター(グンナル)がジークフリードの伝説の中で“蛇の孔”で死ぬ時につま先で弾いたとしばしばいわれています。紀元1200年頃には、4本弦のギターが2タイプのギターへと発展します:1つ目は丸い背中を持ったムーアタイプのギターで広いフィンガー・ボードを持ち複数のサウンド・ホールがありました。2つ目はモダンギターにかなりよく似ていて一つのサウンドホールと狭いフィンガー・ボードを持っていました。
中世期には、3本、4本、5本の弦を持ったギターが存在していました。ラテン・ギターはカーブした側面を持ち、ヨーロッパの他の地域からスペインにもたらされたと考えられています。ムーア人のギターはムーア人によってスペインにもたらされ楕円形のボディを持っており複数のサウンドホールを持っておりました。15世紀までには、リュートに似た4つのダブル・ストリングを持ったギターがポピュラーになり、また16世紀までにはさらにもう一つダブル・ストリングが加わりました。
ギター職人が二つとして同じものを作らないことは私たちにとって喜びです。それぞれが異なったものを持っております。すべてのギターがハンドメードで作られます。
スペック:
フィンガーボード:650mm
ネック幅(ナット部):51.5cm
ネック幅(フレット部)12: 61,5cm
ネック: シダー、オーク
背面:パイン材
本体:イチジク
ネック幅(ボディ部):95mm
ブリッジ:ユウソウボク、白。
伝統的なフラメンコギターはスペイン産のスギ、マツを使って作られ陽るいサウンドを出し、パーカッションの質得るためクラシックギターに比べて軽く、少し小さめです。フラメンコにおいてギタリストはダンサーのネイル(釘)シューズの音の中で演奏しなくてはならないため、音量はとても重要です。
音楽的特徴と技術
フラメンコギターはクラシックギターとは多きく違う点に、“タップ”用にゴルペアドールと呼ばれるプラスティックプレートが付いているという点です。
これは多くは透明な素材が使用されます。一見するとピックガードのように見えます。“ゴルペ”と呼ばれる手のひらを使ってギターを叩いてリズムを取っていく演奏からギター本体を守るためのプレートです。元来、フラメンコギターはヴァイオリンのようにチューニングペグが付いております。ギタリストの中には依然とクラシックギタータイプよりもこれらのタイプのチューニングペグを好むギタリストもいます。ヘッドストックを重く作ることで音響性を改良し、軽いギターよりも素早いタッチが可能になり、フラメンコにおいて理想的なクウォリティであるとして広く受け入れられています。
これが多くのフラメンコギタリストが依然として伝統スタイルのペグにこだわりを持ち続けている理由です。フィンガーボード上のストリングの位置は一般的にクラシックギターよりも低く(3mm以下)、これによってとりわけ素早いピッキングが行われる最中に物理的に素早いプレイングをする手助けをしております。その一方で、その素早い操作がフレット移動の際に起こる“摩擦サウンド”を生むことにもつながり伝統フラメンコの特徴ともなっています。つまり言うまでもなく、フラメンコギターはその歴史と共にフラメンコに特化したものとなっており、フラメンコをする上でクラシックギター以上に向いているわけです。
厳密にはフラメンコギターはダンスと歌の“伴奏的付属物”です。フラメンコは異なった弾き方のパターン、技術を使いながらクラシックギターとは違うものを演奏されます。フラメンコは通常セーハ奏法で演奏されこのことは時にギターが輝く衝撃的なサウンドを生み出すことを実現させます。しかし、一方で、セーハ奏法を使う主目的はシンガーのボーカルレンジ(範囲)に合うようにギターのキーを変えることです。
クラシックギターの基本技術に加えて、フラメンコギターでは以下のことが特徴としてあげることができます
ゴルペ:ギターボディーの弦の上側もしくは下側あたりにあるサウンド・ボードの上で“ハンド・タッピング”することです。この奏法をするのに、ギターを保護する必要があり、そのためのプレートを“ゴルペアドール”と言います。
ピカード(スタッカート):
ラスゲアード:右側の指を外側にはじきながら弾きます、またこれには様々な手法があります。よいリズムの展開はおそらくカスタネットの音、ダンサーの踊りによって思い出されるものでしょう。
アルサプア:親指の技術で“親指用ピック”にそのルーツを持っています。
まず第一に、ギタリストの姿勢が違います。クラシックギター奏者がギターを自分の左足に立てかけるように傾けるのに対して、フラメンコギタリストはギターをより高く、床に対して水平に保つために足を組む傾向があります。
一方で、ギタリストの技術も異なります。フラメンコギタリストは演奏するとき、親指を弦を押さえる指として使い、ネックの上部にある人差し指、中指はクラシックギターよりも大きな音の響きを獲得します。フラメンコ演奏の親指の使い方もまた特徴的です。このとき、より強い圧力をえるために、中指はゴルペアドールに固定するように置きます。“アルサプア”は親指の下から上への振動で構成されこの技術はフラメンコギター独特のもです。“ラスゲアード”は5本の指を内から外へ引きずることに成り立ち、小指に始まり人指し指に終わります。様々なクラスの“ラスゲオス(掻き鳴らすこと)”があります。4、5、3(マエストロ・サビカスによって考案された最後のクラス)など奏者が使う指の数によってかわります。最後に、“トレモロ”は同じ弦上で人指し指、中指、薬指を使う連続的な奏法で、クラシックギターにおいては3本の指が使われる(薬指、中指、人指し指の順番で使われる)一方で、フラメンコでは4本の指を使って実行される技術です。トレモロは例えば「アルハンブラ宮殿の思い出」で使われるテクニックです。
フラメンコギターは西洋ミュージック体系にその基礎を置きつまり12の半音で、しかし2つの4音音階(ファ、ミ、レ、ド ;ド、シ、ラ、ソ)によって形作られるギリシャのミュージック特性であるドーリス式の特性を持っており、下がっていく音階と同じ種です。4音音階は2つの音と一つの半音を含んでおります。4音音階のその半音はギリシャ人がドーリス式と呼んだ下降していく4音音階の低音域で見られます。ドーリス式の主要な特性は短調で第5音音符での終了です。
フラメンコミュージックには3つのスタイルがあります
ドーリス式演奏
長調での演奏
バイモード(上述2つのコンビネーション)の演奏
音楽のリズム、拍子に応じてフラメンコの各々のスタイルをクラス分けすることができます。
2/4:ダンソン、ルンバ、タンギージョ、サパテアード
3/4:アルボレア、アレグリアス、バンベラス、カンティニャス、カニャ、カラコレス、ファンダンゴス、ベルディアレス、ミラブラ、ロメラス、ロンダニャス、セビジャナス、ソレア、ブレリアのソレア
4/4:コロンビアナス、ファルカ、ガロティン、マリアナ、ダンサ、タンゴス、トラント、ティエントス、サンブラ
6/8、3/4:ブレリアス、グアヒラス、ザパテアード カタラン
フリースタイル:カルタヘナレス、ファンダンゴス ナチュラレス、グラナイナス、メディアス グラナイナス、マラゲニャス、ミロンガス、ミネラス、トランタス
ギター演奏を伴わない歌:カルセレラス、デブラ、マルティネッテ、プレゴン、サエタ、トナ、トゥリジャ
ポイント
ネック部分はとてもデリケートで敏感な部分です。このことはギターを取り扱っていく上でいつも意識しておく必要があります。
ギターは乾燥した場所で適度な気温、湿度を保って保管してください。
ギターは使用後いつもケースにしまい、長い旅行などに行ってギターをしばらく使わないときなどは弦を緩めておいてください。
楽器を手入れするときは柔らかい布切れをお使いください。また演奏するときには、洋服のボタンにお気をつけください、ギターを傷つけるおそれがあります。
商品詳細: