商品説明
ここちらはEnrique Vargasによって書かれた楽譜で彼は同時にコレクション『The Great Flamenco Guitars of Today Library』のディレクターでもあります。Enrique VargasはPaco de Luciaの歴史的な芸術を全て正確に編曲するという大きな困難に直面しなくてはいけませんでした。
Paco de Luciaはこちらの『Almoraima』の中でこれまで前例のなかった様々な革新的なことを実行しています:CDの各8カットごとに1つ以上の、時には5つものギタートラックが入っています;エレクトリックベース、パーカッション、ギター音なしのトラック、そして時にウードや歌。これら全ての要素は曲の編曲を果てしなく難しいものへとしています。にもかかわらず、Enrique Vargasは全ての作品の中でオリジナルへの最大限の忠実性に基づく解決を示してくれています。これらの作品は全てギターソロやもしくはデュオで演奏することが可能です(例外として、ルンバとセビジャーナスはデュオのみで可能です)。全ての曲は英語とスペイン語で注釈解説されています。また表は全てスタンダード譜、タブ譜で紹介されています。演奏における左右の手の指使い、テクニック的な特徴は詳細に解説されています。
''Almoraima''(ブレリアス)
この曲におけるセカンドギターとベースの最も重要な部分は完全に編曲されています。セカンドギターが特有の演奏する場所では使用されるコードが表記されています。Paco de Luciaによるウードのレコーディングトラックも完全に編曲されています。こちらの曲はデュオに加えてソロでも演奏することができます。
''Cueva del Gato''(ロンデーニャ)
Ramon de Algecirasに演奏されるギターパートは全て編曲されています。これによりソロ演奏でもデュオ演奏でもどちらに対しても理想的な曲となっています。
''Cobre''(セビジャーナス)
この曲はそれぞれのセビジャーナをメーンギターが異なるキー、時には異なるチューニングで演奏するデュオです。セカンドギターはcapo(カポ、絃の糸受け)なしで同じチューニングを維持してます。各セビジャーナのサードコプラにはPaco de Luciaがメインギターとの対位法を演奏するソロのセカンドギタートラックをレコーディングしています。こちらのトラックもまた編曲されています。
''A la Perla de Cadiz''(カンティーニャス)
こちらの曲ではセカンドギターの最も重要なパートが編曲されています。パートの一般的な演奏箇所ではコード記号が表記されてます。曲の終盤ではPaco de Lucíaがソングメロディーでの、人をひきつける即興を演奏しています。それはそれが望まれる場合には他の楽器で演奏できるように編曲されています。曲はソロでデュオでも演奏することができます。
''Ole''(ハレオ)
こちらの曲は二つのギターでのデュオであるにもかかわらず、ソロで演奏することも可能です。
''Plaza Alta''(ソレア)
こちらの曲の終盤ではセカンドギターの重要なパートが編曲されています。一般的な演奏部分ではコード記号が表記されています。こちらはソロ、デュオどちらでも演奏が可能です。
''Rio Ancho''(ルンバ)
この有名なルンバは、編曲され、解説されたギターデュオの演奏パートとして紹介されてます。曲全体にわたってギターのコードが表記されています。
''Llanos del Real''(ミネーラ)
曲の終盤ではセカンドギターとサードギターの演奏パートが編曲されています。
フォーマット:A4
ページ数:265ページ