フラメンコはとても豊かでアートを要求します。またそれに不可欠なテーストは何年間にもわたるトレーニング、経験なしに手にすることは不可能です。Ketamaは幸運にもニュー・フラメンコへとつながる素晴らしいものを持ち合わせていました。1998年の6月にリリースされた『Konfusion』は新たにリスナーを喜ばすことが約束されたているかというほどのスムーズなポップ・ジャズフラメンコサウンドのブレンドを持っていました。また『Konfusion』の歌詞内容はそれ以前のKetamaのアーティアルバムで聴かれるものに比べて、より思慮深く、興味深く、そしてより知的なものです。『De Aki a Ketama』は全く不可欠なアルバムで、『Konfusion』は内省的な一方で、このマドリードにベースを置いたバンドの音楽の最高の特色を期待する人たちを決してがっかりさせないアルバムでしょう。